インドのナゾじゃない野菜

2度あることは3度ある。
といっても毎回毎回、同じ書き出しなのもあれなので。

今回は、インドの野菜事情について。
“ナゾ野菜”ではなくて、日本でもおなじみの野菜について少しご紹介。
(いるかいないかわかりませんが“ナゾ野菜”ファンの皆さま。
後半に“ナゾ野菜”も少しご紹介しております…)

さて、地元の八百屋さんで必ず必ず売られているのは、
じゃがいも(ヒンディー語でaloo,アルー)、トマト(tamaatar, タマータル)、
紫タマネギ(pyaaz, ピアーズ)

そして、ニンニク(レヘスン, lahasun)、しょうが(アドラク, adarak)
などがお馴染みさんです。

野菜1

特に、トマト、紫タマネギはカレー作りに欠かせないので、
常にカゴに山盛りで売られています。

そう!!
ポイントは“カゴで山盛り”というところ。

トマトもカゴで山盛り売られているので、買うときにお店のおばちゃんに
「トマト1kgくーださいなー」と言うと、「はいよー」と、
ざざざーっと袋に入れられてしまうので要注意。

もれなくつぶれたトマトも青いトマトもざざざーっと袋に入ってしまい、
帰ってから袋を開けてガッカリします(経験済み)。

なので、買うときはお店のおばちゃん(時々、おじさん)に
「ザルちょうだい」と言って、自分で選ぶことをオススメします。

「この人、めっちゃ選んでるわ~」という目で見られますが、気にしないで!
そのうち、おばちゃんも選ぶのに協力してくれるようになります。

ちなみに価格はトマトが1kgで40円前後、玉ねぎが同じく1kgで50円前後、
じゃがいもも1kgで22円くらいでした。

買うときはキロとかグラムで買いますが、
写真のおじさんの手前にあるのが秤で、そこに野菜を乗せてから
昔懐かしい分銅で重さを計って、値段を教えてもらう仕組みです。

野菜売り場

そうやって無事に購入した野菜の中に出てくるのが
・・・そう!ナゾ野菜。ハイ、強引な展開ですね。

前回のポイに続いて今回はコチラ。謎なイモ。ナゾイモ。

ナゾイモ

このイモは、イモ類という事以外は何もわかりませんでした。
本気のナゾ野菜。いや、ナゾイモ。

すべすべした皮をむくと、なんだか表面はペタペタと粘着質。
そして味は、うす甘い。それ以外に味の特徴は特にありません。

茹でてみたところ、色も変わらず灰汁も特になくホクホクもせず。
食べてみましたが、たいして美味しくもなくまずくもない。
なんでしょう・・・とりあえずイモだなということはわかりました。

たぶん次は買わないと思いますが、とりあえずお店の人に
「これは何だ」ということだけは、聞いてみたいと思います。